作業環境測定は義務!正しく実施しないことによるリスクを解説します
「屋内で塗装作業があるけど、作業環境測定って絶対しないといけないの?」
このようなお問い合わせを頂くことがありますが、
このケースの場合は「作業環境測定は義務です。」とお答えしています。
この記事では、作業環境測定が「なぜ義務なのか?」や
「実施しなかったらどうなるのか?」などについて解説します。
<目次>
①作業環境測定が義務となる現場とは?
②作業環境測定を実施しないことによるリスク
③作業環境測定のことはミドリ商会にお問い合わせを!
作業環境測定が義務となる現場とは?
作業環境測定とは、労働者の健康に悪影響を及ぼす可能性のある現場の実態を
把握するために行なう調査と分析のことです。
以下のような現場で労働者に働いてもらう事業者には、作業環境測定の実施が義務付けられています。
- 有機溶剤を取り扱う屋内作業場
- 著しい騒音を発する屋内作業場
- 特定化学物質を取り扱う屋内作業場
いずれの場合も、6ヶ月以内毎に1回、つまり1年のうちに2回は作業環境測定を行なって、
作業現場の実態調査を行なうことが必要です。
作業環境測定を実施しないことによるリスク
作業環境測定は、労働者の健康に大きく関わります。
適切に実施していなければ、以下のリスクが発生する可能性があります。
- 労働者の健康悪化により人手不足となる
- 労基局の立ち入り監査で警告を受ける
作業環境測定の測定義務のある作業現場で、作業環境測定を正しく実施していなかった場合、
6ヶ月以下の懲役、または50万円以下の罰金といった罰則を受けるケースがありますので、注意が必要です。
作業環境測定のことはミドリ商会にお問い合わせを!
作業環境測定の実施は、事業者の義務であり、正しく実施していない場合は罰則を受けるリスクがあります。
作業環境測定を正しく実施しておけば、リスクヘッジにもなりますし、
労働者が働きやすくなることで、作業効率が上がる可能性もあるでしょう。
作業環境測定をどうすれば良いかわからないという方は、一度ミドリ商会までお問い合わせください。
プロの測定分析業者の手配から、作業環境測定実施後のアフターフォローまで、
塗料専門商社ならではの視点でご提案致します。
■サービス詳細ページ:「作業環境測定」
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