工場の安全対策のための防滑塗装工事のご依頼を多くいただいています。
・床が粉だらけで作業者が滑って転んでしまう。
・床が油まみれで作業者が滑って転んでしまう。
製造業の企業様向けに塗料や溶剤を販売している当社は、床の滑り止め(防滑)塗装をして欲しいというご依頼を多くいただきます。
様々な仕様がありますが、今回の防滑塗装工事の手順(3日間)を簡単にご説明します。
1日目(土曜日)
① 清掃
床の油やゴミ、ホコリは塗装の大敵。まずは床を清掃します。
② 設備を養生
お客様の設備に塗料や床の削りカス(③の研磨作業によるもの)が付かないよう、養生します。
③ カラーコンクリートをライナックス研磨
塗装は研磨(ケレン)が命。専用の機械ライナックスで研磨します。
④ 下塗り(プライマー)塗装
上塗り塗装の前に必ず下塗り塗装をします。
2日目(日曜日)
⑤ 上塗り塗装
再度上塗り塗装。
⑥ 硅砂を散布
滑り止めのために、上塗り塗装の上にまんべんなく硅砂を散布します。
⑦ 上塗り塗装(2回目)
3日目(翌週の日曜日)
⑧ ライン塗装のためのマスキング
真っ直ぐなラインを引くために、マスキングは必要不可欠。職人の技が光ります。
⑨ ライン塗装
安全色である黄色は非常に透けやすいですが、今回は透けにくい黄色を採用したため、2回塗りで十分素地を隠蔽することができました。
⑩ マスキングテープ剥がし
マスキングテープを剥がせば、作業完了です。