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環境配慮型塗料とは?ー特定化学物質障害予防規則ー

公開日:2020.12.14

今年の5月に環境配慮型という言葉について記事をあげましたが、今回はもう少し具体的に説明させていただこうと思います。
今回のテーマは、

「特定化学物質障害予防規則」(通称:特化則)

について。

なんとなく耳にしたことはある。
知ってるけど意味は知らないし、深く調べたことはない。
という方は多くいらっしゃるかと思います。
実はこの言葉、私たちが取り組みをしている環境配慮型塗料のモニターを募集していますにおいては非常に重要な法律です。

結論から言うと、

環境配慮型塗料とは、特定化学物質障害予防規則に該当する有機溶剤の含有量が1%以下の塗料

です。

特定化学物質って何????

ってなりますよね。
ここからは順番に紐解いていきましょう。

特定化学物質障害予防規則は、以下の分類に分けることができます。

  1. 第一類物質/がん等の慢性障害を引き起こす物質のうち、特に有害性の高いもの
  2. 第二類物質/がん等の慢性障害を引き起こす物質のうち、上記1に該当しないもの
  3. 第三類物質/大量漏洩により、急性中毒を引き起こすもの

上記1.と2.は特別管理物質と呼ばれ、厳しく規制されています。

ここからが重要です。

特定化学物質とは、
2.第二類物質(特定第二類物質/特別有機溶剤等/オーラミン等/管理第二類物質)の中の、特別有機溶剤等です。
特別有機溶剤リスト(2017年7月現在)

エチルベンゼン
クロロホルム
四塩化炭素
1,4-ジオキサン
1,2-ジクロロエタン(二塩化エチレン)
1,2-ジクロロプロパン
ジクロロメタン(二塩化メチレン)
スチレン
1,1,2,2-テトラクロロエタン(四塩化アセチレン)
テトラクロロエチレン(パークロルエチレン )
トリクロロエチレン
メチルイソブチルケトン

 

これら特別有機溶剤の含有量が1%以下の塗料を環境配慮型塗料と呼んでいます。

ただでさえ聞き慣れない名前なのに、計12個も覚えられませんよね。
この中で覚えていただきたいのはただ一つ!

エチルベンゼン

全部は覚えられないので、これだけ覚えてください!

特定化学物質 = エチルベンゼン
環境配慮型塗料とは、エチルベンゼンの含有量が1%以下の塗料である!

厳密には違いますが、このようなイメージで覚えてくださいね。
今回は特定化学物質障害予防規則についてお伝えしましたが、今後も環境配慮型塗料という大きなテーマのもと、お役に立てる情報をお届けしていこうと思います。

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Supervised By / 監修

水野 雄介 (みずの ゆうすけ)

株式会社ミドリ商会専務取締役

明治大学 商学部を卒業後、求人広告運営会社の営業として、企業の採用活動の支援を行う。退職後、家業であるミドリ商会に入社。
自身が取り扱う塗料を使用したお客様が「有機溶剤中毒」で亡くなる経験をきっかけに、ヒトと環境の健康について深く考えるようになる。2025年に「ミドリ2.0」を掲げ、有害性の低い健工塗料®を普及させるという塗料業界の常識を打ち破るべく挑戦中。