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基礎知識

耐熱塗料は色々な種類がある!おすすめの耐熱塗料を紹介

公開日:2021.04.16

工業用の加熱炉やプラントの煙突など高温になる部分には耐熱塗料が使用されています。

「一般的な塗料と耐熱塗料の違いはあるのか?塗り方は違うのか?」など疑問をお持ちの方も多いでしょう。

本記事では耐熱塗料について分かりやすく解説します。

特に塗り方のポイントやおすすめの耐熱塗料について重点的に紹介しますので、ぜひ参考にしてください。


 ①耐熱塗料とは?

耐熱塗料とは、その名のとおり「熱に耐えられる塗料」です。

車やバイクのマフラーやプラント設備の煙突など高温になる部分に使用されることが多い塗料といえます。

耐熱塗料と一般塗料の違い

一般的な塗料の耐熱温度は約80~100℃です。

耐熱塗料は100℃以上の温度でも使用することができます。

塗料の成分は樹脂、顔料、添加剤に分けることが可能です。

それぞれの役割を確認してみましょう。

  • 樹脂:塗料の性能を左右する骨格成分
  • 顔料:着色、防錆、補強剤として用いる
  • 添加剤:塗料性状、塗膜外観や性能向上に用いる

この3つの成分に溶剤を加えたものが塗料となります。

一般的な塗料と耐熱塗料の違いは、塗膜成分に使われる「樹脂」が違います

耐熱塗料に含まれるのはシリコーン樹脂だと覚えておきましょう。

◆シリコーン樹脂とは

熱によって分解されにくく、高温でも塗膜が劣化しにくいのが特徴。純シリコーン樹脂と変性シリコーン樹脂があり、耐熱温度や要求性能によって使い分けられる。

 耐熱塗料の種類

耐熱塗料には以下の種類があります。

  • 刷毛やローラーで塗るタイプ
  • スプレーで塗布するタイプ
  • マーカータイプ

最もポピュラーなのが刷毛やローラーで塗るタイプのものです。

種類は一般塗料と変わりないので、場所や耐熱温度など条件によって使い分けるようにしましょう。

耐熱塗料の選び方のポイント

耐熱塗料を選ぶ時のポイントは以下の3つとなります。

  • 被塗物温度に合った耐熱温度を選ぶ
  • 耐候性や耐食性などの機能で選ぶ
  • 施工方法などの使いやすさで選ぶ

この中で一番重要なのが耐熱温度の選定です。

耐熱塗料は適正な耐熱温度で使用しなければ効果を発揮することができません。

一般的な塗料と比べて高価ですので、安全を見て被塗物温度+約100℃で選定するようにしましょう。(例:200℃になるのであれば、耐熱温度300℃のものを選定)

 

②耐熱塗料の塗り方

耐熱塗料は一般的な塗料と比べて高価です。

塗り方に気を付けなければならないポイントはあるのでしょうか?詳しく確認していきます。

工程は一般塗料とほぼ同じ

耐熱塗料の塗り方の塗り方は以下の通りです。

  1. 素地調整(下地処理)
  2. 下塗り
  3. 上塗り
  4. 乾燥

この4つの工程は一般塗料とほぼ同じと言えます。

耐熱塗料を塗るから特殊な設備が必要になる訳ではないので、安心してください。

下地処理が重要なポイント

耐熱塗料を塗る上では、ケレンと呼ばれる下地処理が重要となります。

ケレンとは塗装前の素材に行なう処理のことで、素材に塗料を密着させるために下地をキレイにする工程のことです。

■関連記事
ケレンとは?1種、2種、3種、4種ケレンの違いをチェック

 

さびや死膜を落とす工程であるケレンを行なわずに耐熱塗料を塗ってしまった場合、塗料が素材に密着せずに早期で剥離してしまう可能性があります。

せっかく塗った高価な耐熱塗料が剝離してしまうのはもったいないですよね。ケレンは忘れずに行ないましょう。

耐熱塗料の焼付方法

耐熱塗料を乾燥させるためには、200℃で約1時間の焼付乾燥(強制乾燥)が必要です。

耐熱塗料を塗った部品をバーナーや電気ヒーター、乾燥炉などを使って強制的に乾燥させます。

この時に気を付けなければならないのが急加熱です。

焼付乾燥の時に耐熱塗料を急加熱すると、塗膜の反応ガスが多量に発生してしまう恐れがあります。

ふくれや剥離の原因となるので、温度調節をしながら段階的に加熱するなど注意しながら乾燥させましょう。

プラントの煙突など大型のものに耐熱塗料を塗る時は、そもそも強制乾燥ができないことがあります。

仮に未硬化でも、初期加熱によって硬化していきますので、問題はありません。

 

③おすすめの耐熱塗料を紹介

ミドリ商会では数ある耐熱塗料の中でも、大信ペイントが製造する「テルパス」をおすすめしています。

おすすめポイントを確認していきましょう。

耐熱塗料テルパス
耐熱塗料テルパス

 

耐久性に優れる

一番の特徴は下塗り1回上塗り1回の1コートでも高い塗膜性能を発揮するということです。

比較試験では他メーカーの耐熱塗料で下塗り2回上塗り2回の2コートと同等の塗膜性能であることが確認できています。

テルパスは1コートでも十分な耐久性を発揮しますが、2コートにすることでさらに耐久性が上がることが特徴です。

作業性が良い

テルパスは1コートでも使用することができるので、塗装の作業性が良くなります

何度も塗り重ねる必要がないので、塗料の使用量が減り、作業時間も短くなるなどメリットばかりです。

塗装間隔が短縮できる、塗り重ねが簡単ということもテルパスを使うメリットだと言えるでしょう。

素材適正が高い

テルパスは鉄とステンレス、どちらにも塗装することができます。

密着性の問題からステンレスには専用の塗料を使うのが一般的です。

しかし、テルパスでは使い分ける必要がありません。

テルパスを使えば、鉄とステンレスが溶接されたような部品でも塗装可能です。

マスキングや使用する塗料を変更する手間を省くことができます。

 

④まとめ|耐熱塗料のことはミドリ商会にお任せください

耐熱塗料は各メーカーから色々なものが販売されています。

できれば簡単に使えるものが嬉しいですよね。

大信ペイントのテルパスであれば、下塗り1回上塗り1回の1コートで塗ることができます

下地処理と焼付に注意をすれば、耐熱塗料を塗ることは難しくありません

塗料を選ぶポイントや塗り方にお困りの方は、ぜひ一度ミドリ商会までご連絡ください。

最適なソリューションをご提案します。


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Supervised By / 監修

水野 雄介 (みずの ゆうすけ)

株式会社ミドリ商会専務取締役

明治大学 商学部を卒業後、求人広告運営会社の営業として、企業の採用活動の支援を行う。退職後、家業であるミドリ商会に入社。
自身が取り扱う塗料を使用したお客様が「有機溶剤中毒」で亡くなる経験をきっかけに、ヒトと環境の健康について深く考えるようになる。2025年に「ミドリ2.0」を掲げ、有害性の低い健工塗料®を普及させるという塗料業界の常識を打ち破るべく挑戦中。