湿式塗装ブースの廃液の処分にお困りではないですか?
「臭い!なんとかして!」
「ブース内の廃塗料と廃液の処分に困っている!」
「産廃のコストを下げたい!」
湿式ブースをお持ちの方から、このような話を度々お聞きします。
同じような課題をお持ちの方は必見です!
本日、凝集処理のプロフェッショナルネクストリーさんにご協力いただき、
フジ塗装工業様(名古屋市西区)にて凝集剤のご提案と凝集テストを行いました。
結論から申し上げると、凝集の威力に驚愕され、ご採用いただきました。
事前に行っていた廃液サンプルの凝集試験の分析結果をもとに、フジ塗装工業様でどのような処理をすれば上記のような課題を解決できるのかをご説明しました。
その後は、塗装ブースにて実際に凝集テストを行いました。
まずは廃液のPH(ペーハー:酸性か、中性か、アルカリ性か)を確認。
フジ塗装工業様のブースの廃液は弱酸性でしたので、その場合は苛性ソーダなどの薬剤で、
弱アルカリ性にする必要があります。(酸性だと鉄を酸化させ錆させてしまいます。)
次に、廃液の中に凝集剤を投与します。
すると・・・。
フジ塗装工業の藤本社長も、凝集の威力にびっくり。
並べてみると、違いは一目瞭然です。
(左:凝集剤投与前 右:凝集剤投与後)
凝集剤を投与することにより、
・匂いの低減
・廃液処分費削減(廃液全て処分 ➡︎ 沈殿した塗料カスだけの処分)
を実現できます。
もちろん、一回の凝集剤投与ではなく、定期的な投与と管理が必要ですが、
投与と管理を習慣化してしまえば、非常に簡単なことです。
一般的には凝固剤(通称キラー剤)を使用されているケースが多いですが、
凝固剤ではこのような結果は得ることはできません。
凝固剤の目的は、ブースの劣化を防ぐために、塗料カスを「不粘着化(サラサラにする)」させることなので、塗料カスと水を分離することはできません。
いかがでしょうか。
ご興味やご不明点等あれば、弊社までお問い合わせ下さい。