水溶性耐熱塗料『AGシリーズ』
プラント用水溶性耐熱塗料『AGシリーズ』は有機溶剤を使用しない水系塗料であり、VOC(揮発性有機化合物)の排出を大幅に削減できる健康塗料です。
溶剤系の耐熱塗料と同等の防錆能力と耐熱性があり、400℃~600℃の環境下でも使用できます。
水溶性耐熱塗料AGシリーズで解決できる課題
- 作業者の健康に配慮したい
- VOCの排出を削減したい
- 有機溶剤による火気のリスクを低減したい
- 高温環境に耐えられる塗装を行いたい
AGシリーズのラインナップと特徴 | |||
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AG-300 | AG-600 | AGM-504シルバーAGM-506ブラック | |
耐熱性 | -20~300℃ | -20~600℃ | -20~500℃ |
種類 | プライマー、シルバー、Vシルバー、指定色(シルバーのみ特化則・VOC規制非対応品) | ブラック、シルバー(シルバーも特化則・VOC規制に対応) | |
消防法区分 | 該当なし(非危険物) | ||
希釈液 | 上水 |
POINTS
水溶性タイプで作業者と環境に配慮できる
有機溶剤を使用しない水系塗料であり、VOCの排出を大幅に削減できます。作業環境の改善や法規制(PRTR・RoHS・REACHなど)対応にも貢献可能です。
POINTS
高耐熱性(400℃〜600℃対応)
鉄やステンレスなど金属表面に塗布することで、高温環境でも安定した性能を維持します。
POINTS
高温環境のプラント設備に最適
ボイラー、配管、排気ダクト、煙突など、高温を伴うプラント設備に最適な塗料です。
水溶性耐熱塗料AGシリーズの事例
水溶性耐熱塗料AGシリーズは、多くのプラントメーカー様でご使用いただいております。ミドリ商会のお客様である塗装プラントメーカーA社様では、従来の溶剤系の耐熱塗料からAGシリーズに切り替えていただきました。
詳しくは以下の記事からご確認ください。
参考記事:【導入事例】各種塗料を環境配慮型塗料に切り替え!|塗装プラントメーカーA社様
よくあるご質問
Q.どのくらいの温度まで耐えられますか?
A.AG-300は300℃、AG-600は600℃までご使用いただくことが可能です。それ以上の高温環境下でご使用する場合は、一度ミドリ商会までご相談ください。
Q.下地処理はどのように行えばよいですか?
A.素地調整(ブラスト処理や脱脂)を推奨します。特に高温での密着性を確保するため、白さび・油分・旧塗膜の除去が重要です。
Q.水性なのに高温に耐えられるのはなぜですか?
A.AGシリーズは水性無機塗料で、加熱により無機質な耐熱皮膜を形成します。これにより、有機成分に頼らずに高温でも安定した性能を発揮します。