塗装ブース(局所排気装置)
塗装ブース(局所排気装置)とは、塗装をするための仕切られた領域のことで、余剰塗料を吸い込み、周囲に飛散させないことが最大の目的です。
有機溶剤を含む塗料を使うときに塗装ブースがないと、作業者の健康を害する恐れがあり、快適な職場環境を実現できません。。
ミドリ商会では、お客様のニーズに合わせて最適な塗装ブース(局所排気装置)を提案できます。
塗装ブース(局所排気装置)で解決できる課題
- 余剰塗料が捕集できるので、塗装品質が上がる
- 有機溶剤を排気して、塗装場の作業環境を良くする
- 作業者の安全と健康を守れる
塗装ブース(局所排気装置)特徴
塗装ブース比較表(湿式、乾式)
湿式ブース | 乾式ブース | |
導入費用 | 高価 | 比較的安価 |
設備寸法 | 大きい | コンパクト |
捕集効率 | ◎ | 〇 |
メンテ内容 | 槽内のpH管理槽内の清掃(年2~3回) | フィルター交換のみ |
メリット | 安定して塗料を捕集できる外部への塗料飛散がほぼ無い | 導入費用が安価メンテナンスが楽 |
デメリット | 日々の水質管理が手間水が汚れると腐敗臭が発生 | 外部へ塗料が飛散する可能性がある吸引力が低下しやすい |
おすすめの現場 | 塗料の使用量が多い周りに住宅があるフタル酸塗料を使用 | 塗料の使用量が少ない周りに住宅がない |
塗装ブース(局所排気装置)の導入事例
※ミドリ商会が実施した事例(2023年3月現在)
業種 | 塗装ブース種類 | 地域 | 導入のきっかけ |
建築用ターンバックル製造 | 湿式 | 東海地方 | 労基からの指摘 |
金型交換装置製造 | 乾式 | 東海地方 | 労基からの指摘 |
※ミドリ商会が実施した事例(2023年7月現在)
塗装ブース(局所排気装置)導入の手順
- 導入ニーズの確認(新たに塗装業を始める、労基からの指摘など)
- 使用している塗料やシンナーの確認
- 現場調査
- 図面提出・見積書作成
- 手配・ブース製作
- 労基への必要書類提出
- 据付・試運転
- 検収・引き渡し
よくあるご質問
Q..労基から塗装作業場について改善するように指摘されました。対応してもらえますか?
A..弊社で対応可能です。実際の現場を拝見して、塗装ブース(局所排気装置)の提案はもちろんのこと、保護具や塗装設備などトータルでご提案します。
Q.塗装ブース(局所排気装置)って絶対に設置しないといけないの?
A.特例措置の申請を提出すれば、塗装ブース(局所排気装置)を設置しなくてもよいケースもあります。弊社では、労基の基準を遵守する水性塗料活用での代替提案も可能です。
Q.塗装ブース(局所排気装置)の価格はどれくらいですか?
A.乾式ブースの場合で約500万円からご提案可能です。但し、仕様によって価格は大きく変動しますので、まずは弊社までご連絡ください。
Q.塗装ブース(局所排気装置)の製作納期はどれくらいですか?
A.手配してから約1.5〜2ヶ月で完成し、現場への据付と試運転完了に約2週間かかります。