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塗料ブログ

2020.12.01

環境配慮型塗料のモニター様第一号決定!

先日、動画でも告知させていただいた、環境配慮型塗料の無料お試しモニターキャンペーンのお問い合わせをたくさんいただきましてありがとうございます。おかげさまで初めて環境配慮型塗料をお使いいただくモニター様第一号が決定いたしました。

どのような背景で今回の無料お試しモニターにご応募いただいたのかを、後継者である石川様と、塗装担当の○○さんにインタビューをさせていただきました。無料お試しモニターをご検討されているご担当者様のお役に立てればと思い、ご協力いただきました。

企業情報

社名/有限会社川勝鉄工所
本社 /名古屋市南区豊田 第二工場 / 名古屋市南区北頭町
創業/昭和33年
資本金/300万円
従業員数/14名
営業品目/製缶加工、コンベアー製作 ・フロアーリフター製作、産業機械設計・施工・組立・メンテナンス、機械設備設計・施工・組立・メンテナンス、スプレー缶穴あけ機製作(AIR 10 特許第6410093号)

従来の塗料を使用していての問題点、課題点

・社員の健康
・鼻にツンとくる匂い

今回、無料お試しモニターにご応募いただいたきっかけ

ミドリ商会:「この度、ご応募いただきましてありがとうございます!少しお話を伺えればと思っているのですが、今回ご応募いただいたきっかけは何だったのでしょうか?」
石川様:「水野さんが動画を送ってきてくれたじゃないですか!あれです!」
ミドリ商会:「動画をご覧いただき有難うございます。動画の主旨は伝わりましたか?」
石川様:「正直、環境対応型塗料というものがどのような塗料なのか、あまり良く分かりませんでした!」
ミドリ商会:「ではなぜ、ご応募いただいたのですか?」
石川様:「以前から塗料やシンナーが身体に良くないことは知っていたので、社員の健康面の心配はしていました。恐らく、そういう健康被害が少ない塗料なんだろうな、と思ったので、あまり深く考えず、応募しました!」
ミドリ商会:「そうなんですね。社員の皆様の健康を気にされている事業主様は多いと思いますが、石川様が素早く行動されたのは素晴らしいですね。社員の皆様の中で、実際に健康被害を受けられた方がいらっしゃるのですか?」
石川様:「いえ、創業以来、そういった事例はありません。しかし、塗料やシンナーの影響は少しずつ蓄積されるものだと思っています。」

環境配慮型塗料に期待すること

ミドリ商会:「社員さん達の健康を守ること以外に、環境配慮型塗料に期待することはありますか?」
石川様:「コストです!もちろん社員の健康は大切ですが、従来の塗料から環境配慮型塗料に変更することで、塗料代があまりにも高くなってしまうのは・・・。」
ミドリ商会:「そうですよね。一定期間はモニター様として無償でご利用いただけますが、問題はその後の塗料代ですね。結論から申し上げると、従来の塗料よりも高価だと思います。塗料に含まれる健康に影響を及ぼす上位の有機溶剤(特別化学物質)を減らし、もしくはゼロにして、健康に影響を及ぼしにくい有機溶剤で代替えします。健康に影響を及ぼす上位の有機溶剤(特別化学物質)は比較的安価で、性能は抜群です。その代償として健康に影響を及ぼします。健康に影響を及ぼしにくい有機溶剤でその性能を補うためには、残念ながら高価な有機溶剤を選ぶ必要があるのです。」
石川様:「そうですか。社員の健康を守るためには仕方ないですね。」

環境対応型塗料にシフトするための課題、問題点

ミドリ商会:「他に気になっていることはありますか?」
石川様:「乾燥時間は気になりますね。従来の塗料以上に乾燥時間が必要になると、製造工程に支障が出るので。短納期であることが多いので、あまり乾燥に時間が取れないんです。」
ミドリ商会:「○○さん、作業性や作業時間など、気になることはありますか?」
○○さん:「塗り心地は従来の塗料よりも良いです。スルスルっとローラー転がります。乾燥時間も全く問題ないと思います。データ上は現在使用している塗料よりも硬化乾燥時間は長いようですが、指触乾燥時間は同じくくらいなので当社としては問題ないですね。匂いも従来のものよりもマイルド。従来の塗料は鼻にツンとくる匂いでしたから。私たち社員は与えられた塗料を使うしかないので、こういう健康被害の少ない塗料を経営者側が準備してくれると、本当に嬉しいです。」
ミドリ商会:「ですって!石川さん!」
石川様:「ですよね!(笑)コスト面も気になるところですが、私たちの仕事は体が資本ですから。環境配慮型塗料の導入を前向きに検討していきたいと思います。」
ミドリ商会:「有難うございます!では引き続きよろしくお願いします!」

まとめ

川勝鉄工所の後継者である石川様は、労基(労働基準監督署)対策という考え方ではなく、純粋に社員の皆様の健康を想い、モニターにご応募いただきました。
塗料やシンナーが人体や環境に悪影響を及ぼすことはご存知でしたが、自ら環境配慮型塗料を購入し使用するには塗料についての十分な知識がなく、なかなか手をつけられずにいたようでした。
「環境配慮」型塗料というとあまりご自身に関係がないような気がしてしまいますが、「人体への悪影響を削減した」塗料と思うと少し使用してみたくなりますね。
しかし、「人体への悪影響を削減した」塗料の導入はコストと作業性(乾燥時間)がネックになります。石川様の場合は、安く塗料を購入することよりも、社員の皆様の健康を優先され、今回のモニターをきっかけに徐々に環境配慮型塗料への変更を前向きにご検討いただけるようでした。
皆様はこのインタビュー記事を読まれ、どのように感じましたか?
社員さんやパートさんあっての企業です。
改めて皆様が健康の大切さを考えるきっかけになれば幸いです。

塗料に関する補足情報

 モニター塗料現在使用している塗料
商品名
(塗料メーカー名)
EB-01プライマー
(大信ペイント)
—プライマー
(—社) 
特別化学物質(エチルベンゼン)含有量

1%未満 9% 
有機溶剤区分

第3種有機溶剤等第2種有機溶剤等
乾燥時間
(23℃)

指触10分10分 
硬化3時間 1時間


※有機溶剤は第1種有機溶剤等、第2種有機溶剤等、第3種有機溶剤等に大別でき、第1種が一番人体や環境への影響を及ぼします。

<関連記事>
環境配慮型塗料のモニターを募集しています。

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