愛知県弥富市に本社を構える大津鉄工株式会社は、2024年3月に『大型換気扇Y600D』を6台導入いただいたお客様です。

この度、大津鉄工様には大型換気扇を追加で2台導入いただきました。

本記事では追加で導入いただいた理由や今後の展望についてお話をお伺いしています。

初回に導入いただいた際の経緯については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひお読みください。

参考：「過ごしやすく、バテにくい」環境を大型換気扇で実現！｜大津鉄工株式会社

追加導入の決め手は「暑さの質」の違い

ー追加で2台を導入いただいた理由を教えてもらえますか？

2024年3月にHIJ棟に『大型換気扇Y600D』を6台導入しました。

大型換気扇Y600D

HIJ棟は、弊社の中でも室温が高く、暑熱対策を検討していましたが、なかなか良い手がなくて困っていたんです。

以前のインタビューでもお話したとおり、実際に設置されている工場を見学させてもらい、空気の流れを体感して、導入を決めました。

ひと夏を越してみて、従業員も「過ごしやすく、バテにくくなった」と感じており、それまでと「暑さの質」が変わったことが確認できました。

工場の中は原則長袖で、腕まくりも禁止しています。

そのため、動いたり重いものを運んだりすると、汗をかきますので、HIJ棟以外でも暑熱対策も進める必要がありました。

今回2台の大型換気扇を導入したのは、HIJ棟の次に暑かったG棟です。

実際に6台を導入したことで、「暑さの質」が明確に変わったため、導入もスムーズでした。

導入してネガティブなことはない 

ー大型換気扇を導入して何か良くなかった点はありますか？

色々考えてみましたが、ネガティブな要素はありませんでした。

あえて挙げるとすれば、大型換気扇の風切り音が気になる人はいるかもしれません。

弊社は周辺に住宅もありませんし、他の設備からも音が出るため、気になることはありません。

なかなか難しいと思いますが、静音タイプが出れば、世の中で喜ばれると思いますね。

全館空調やスポット空調と比較しても、電気代も安価で済むため、コスト的にもメリットがある導入だったと考えています。

モデル工場として多くの企業が見学に来られる

ー実際に大型換気扇を見学に来られる方は、どのような反応ですか？

現在は大型換気扇のモデル工場として、見学したい企業様がいらっしゃれば、受け入れるようにしています。

世の中にはエアコンや空調服など、様々な暑熱対策が存在しますが、大型換気扇は体感しないとイメージが付きにくいものです。

弊社が最初に導入した時も、モデル工場で実機を見学したのが決め手でした。

大型換気扇は、エアコンとは違って室温を下げるものではありません。

あくまで空気を入れ替えすることで、暑さの質を変えるための設備です。風の流れを作ることで、暑さのストレスが以前より軽減して、疲れ方がマシになります。

これは実際に体感すれば、すぐにわかりますよ。

今後は全工場へ計画的に導入していきたい

ー最後に今後の展望を教えてください。

弊社では溶接作業を行っており、大型換気扇の導入で溶接ヒュームに含まれるマンガンなども低減できました。

暑熱対策の副産物ですが、職場の環境が良くなっていると思うと嬉しいですね。

HIJ棟に6台、そして今回G棟に2台の大型換気扇を導入しましたが、まだ設置できていない工場もあります。

暑い工場から順番に予算を取って、ゆくゆくは全工場に展開していきたいですね。

ー大津鉄工様、いつも大型換気扇の見学対応を引き受けてくださり、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。