下水道展 ’21大阪
下水道展’21に行ってきました。
目的はパネルディスカッションとカラーマンホールの見学です。
まずはパネルディスカッションに参加。
テーマは「広報ツールとしてのマンホールの可能性について考える」でした。
司会進行はマンホール蓋ブームの立役者である山田さん。
また、パネラーはFM COCOLO ラジオDJの尾上さとこさん含め、計6名でした。
弊社のカラーマンホール用塗料を使用いただいている荒木製作所の荒木さんも日本グランドマンホール工業会の代表として参加されました。
今から約7年前、マンホールメーカーに勤めていた山田さんは「下水道のイメージアップをしたい!」という想いでマンホールカードの企画・製作をスタートされたそうですが、一番感銘を受けたのは、「あえてデジタルではなくアナログにした」という山田さんの想い。
マンホールカードを渡す人と受け取る人、お互いがウキウキワクワク笑顔になる。
前職(おもちゃ屋さん)での経験や体験を生かし、あえてアナログ(実物を直接渡して受け取る)という形にこだわった山田さんの思いには大変感銘を受けました。
大阪市は今年1月に下水道事業125周年を記念してデザインを公募し、7月に最優秀作品が決定しました。
デザインはこちら。
こちらにLEDライトを施し、「光るマンホールふた」として大阪市内に設置するそうです。
ディスカッションの終盤では、マンホールの機能について議論が深まりました。
日本国内にはマンホールは計1500万基、うちデザインマンホールは185万基あるそうですが、これらを含めたデザインマンホール(カラーマンホール含む)にどのような機能を持たせれば広報ツールとしての可能性が広がっていくでしょうか。
山田さんはマンホーラーの方々のご意見やアイデアを頂戴したく、ツイッターでアイデアを募集されています。(#マンホール万博とハッシュタグを付けてください)
2025年の関西万博のパビリオンの前にあなたのつぶやきが採用されたカラーマンホールが設置されるかも?!
パネルディスカッションの後は様々なカラーマンホールを見学しました。
今年11月には埼玉県所沢市で第10回マンホールサミットが開催されます。
コロナの状況にもよりますが、私も参加したいと思っています。
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