マスクフィットテストで保護具の現状を把握!|三恵技研工業 株式会社 安濃工場様
国内に6つの生産拠点を持つ、金属・樹脂部品の塑性加工・表面処理の部品メーカーである三恵技研工業 株式会社様。
静岡の浜松工場様と三重の安濃工場様で、『マスクフィットテスト』を実施させていただきました。
今回はマスクフィットテストを実施させていただいた感想などをお聞きするために、安濃工場総務部の岡本様にインタビューさせていただきました。
■三恵技研工業 株式会社のホームページはこちら
浜松工場様の実績からお声がけいただいた
2023年12月に浜松工場様からマスクフィットテストについてお問い合わせをいただいたのが取引開始のきっかけです。
2024年2月には59名(従業員の他に社内外注業者様などの労働者を含む)のマスクフィットテストを実施させていただきました。
安濃工場様では元々マスクフィットテストを別の業者様に依頼されていましたが、浜松工場様での実績からミドリ商会にお問い合わせをいただいた事例です。
2日間で59名のマスクフィットテストを実施
安濃工場で2024年1月に別の業者様で実施されたマスクフィットテストは4日間だったようです。
マスクフィットテストは労働者一人ひとりのマスクの状態をチェックしていくため、段取り良く進めないとかなりの時間がかかってしまいます。
2025年1月にミドリ商会で実施した際は2日間で完了しています。
使用する機材を2セット準備できたことに加えて、長年の経験から不合格になりそうな方にはあらかじめおすすめのマスク(興研 ハイラック350)を提案することで、スムーズに進められました。
2日間で59名の方に受験いただき、全員合格となりました。(2名の方はひげが原因で再テストをして合格)
マスクフィットテストの実施費用は人工代が占める割合が高く、短期間で完了できた方がお客様にとってコストメリットがあります。
今回のテストは岡本様のご協力もあり、従来の4日間から2日間に短縮できました。
適切なマスクや付け方についてもアドバイス
仮にマスクフィットテストで不合格になっても、現在の法律では特に罰則はありません。
しかし、作業者の健康を守るためにも現状のマスクが適切なものか判断して、不適切な場合は対策することが大切です。
ミドリ商会では日本人の顔に合ったマスクのご提案、付け方についてもアドバイスできます。
マスクはひげの有無や体重の変化によって顔にフィットしなくなる可能性もあるので、まずは現状を把握する意味でもマスクフィットテストは重要です。
■マスクフィットテストの商品ページはこちら
目指すべきはお客様ご自身でのフィットテスト実施
2023年4月からアーク溶接作業を行うすべての作業者を対象としてマスクフィットテストが義務化されました。
ありがたいことに三恵技研工業様の他にも多くのお客様からミドリ商会にお問い合わせをいただくことが増えています。
「工場の健康度を上げる」をビジョンとするミドリ商会として目指すべきは、お客様ご自身でのマスクフィットテストの実施です。
測定士になるための研修や測定装置の管理、書類作成の手間などハードルは高いですが、職場環境を自社で把握して改善していくきっかけにもなりますので、今後も全力でサポートしていく所存です。
三恵技研工業様、この度は誠にありがとうございました。
