【導入事例】MDブースクリヤーでSDGsに取り組む!|キムラユニティー株式会社様
愛知県名古屋に本社を持ち、「物流」「自動車」「情報」「人材」という4つの複合的なサービスを通して、国内・海外で広く事業を展開しているキムラユニティー株式会社様。
SDGsの取り組みの一環として、ミドリ商会が取り扱う塗装ブース用凝集剤MDブースクリヤーを稲沢工場に導入いただきました。
今回はキムラユニティー様のSDGsへの取り組みや、MDブースクリヤーを導入いただいた経緯などを紹介します。
目次
キムラユニティー様のSDGsへの取り組み
東証スタンダード市場に上場しているキムラユニティー様では、サステナビリティ方針に則ってSDGsへの取り組みを強化されています。
- 工数の見える化で働きやすさを実現
- 交通事故を無くすために「人・組織・車両」のデータ管理をするツールを導入
- 外国人実習生の受け入れ
- 太陽光発電設備の導入
キムラユニティー様での代表的なSDGsへの取り組みは上記のとおりです。
詳しくは以下のリンクからご覧ください。
MDブースクリヤーを導入していただいた理由
塗装ブース用凝集剤MDブースクリヤーは、キムラユニティー様の稲沢工場に導入いただきました。
導入に至った理由は以下のとおりです。
- 環境問題改善活動への取組の一環として
- 塗装現場の臭い問題を解決したかった
- 塗装ブースから出る産廃を減らしたかった
- コストが安価だった
MDブースクリヤーを導入いただいた経緯を簡単に紹介します。
環境問題への取り組み(CN、SDGs)
今回MDブースクリヤーを導入いただいたキムラユニティー株式会社では、かねてより太陽光パネルの設置や設備の節電といったSDGs活動に取り組んでおられますが、更なる環境問題への取り組みを思案されていらっしゃいました。
そこでミドリ商会から提案したのが塗装ブース用凝集剤MDブースクリヤーです。
MDブースクリヤーを使えば、塗装ブースの循環水と塗料カスなどを分離できます。
水をキレイに保つという点はSDGsにピッタリであり、提案直後から前向きに検討いただきました。
塗装現場の悪臭問題を解決したかった
キムラユニティー様では、塗装現場での臭いに頭を悩ませていました。
塗装ブース内の水から臭いが発生しており、特に夏場は作業者の方も辛い思いをされていたようです。
塗装ブースでの悪臭の原因は循環水に溶け込む塗料由来の樹脂にあります。
この樹脂は有機物であり、腐敗して微生物が発生することにより、悪臭を発生させるのです。
MDブースクリヤーを使えば水と汚泥を分離でき、臭いも軽減できます。
実際にMDブースクリヤーを投入してから「底が見えるくらい水がキレイになった!」とキムラユニティー様にもお喜びいただきました。
塗装ブースから出る産廃を減らしたかった
キムラユニティー様では塗装ブースからでる産廃の量にも課題を感じておられました。
MDブースクリヤーを導入する前は、年2回の清掃時にブースの水を全量バキューム車で汲み上げて処理していましたが、MDブースクリヤーを使えば水を再利用できます。
キムラユニティー様の塗装ブースのタンク容量は8,200kgで全量産廃として処理していたのが、2023年10月の清掃時には約2,200kgまで圧縮できました。
キレイな上澄み水はブースの循環水として再利用するので、まさにSDGsな取り組みだといえます。
コストが安価だった
MDブースクリヤーを導入いただいた最大の決め手は20kgで33,500円というコストです。
いくらSDGsを進めるからと言っても、数百万円・数千万円レベルの投資であれば、導入までスピーディーに進めることは難しいでしょう。
MDブースクリヤーは塗装ブースの水を「テストキット」を使って凝集させてみて、問題がなければ購入いただき、試験的に運用していただく流れになります。
テストキットは期間限定で無償にて提供中です。詳しくは以下をご覧ください。
■テストキットのご案内:塗装ブース用凝集剤MDブースクリヤー
■商品詳細ページ:「MDブースクリヤー」
MDブースクリヤーの運用方法
キムラユニティー様では現在薬注ポンプでMDブースクリヤーを自動投入されています。
塗装ブースのファンと連動して自動的に投入され、投入量は1日に約200ccです。
自動投入なので、人による添加忘れがないという点でもお喜びいただいています。
MDブースクリヤーの効果を最大限に発揮するためには、ブース内の水をpH8〜10の弱アルカリ性に保つことが大切です。
キムラユニティー様では定期的に水質調査を行っており、必要に応じてpH調整剤を投入しています。
ミドリ商会ではMDブースクリヤーに最適なpH調整剤も合わせてご提案が可能です。
MDブースクリヤーを導入した効果について
ミドリ商会からMDブースクリヤーを提案するまでは、凝集剤のことを知らなかったキムラユニティー様ですが、2023年1月に導入いただいてから、以下の効果を実感いただいています。
- 循環水が目に見えてキレイになった
- 塗装場の悪臭が軽減された
- 産廃の処理量が削減できた
塗装ブースは年間に2回大規模の清掃をされていますが、以前よりも水質が劇的に改善しているため、清掃の頻度を落とすことも検討したいとのお言葉をいただいています。
今後もSDGsの取り組みを続けていきたい
ミドリ商会では凝集剤の他にも水溶性塗料に代表される環境配慮型塗料や塗料の削減が期待できる静電塗装機の商品提案、作業者の安全を守るための作業環境測定やマスクフィットテストの請け負いなど塗装にまつわることをトータルでサポートします。
SDGsの取り組みをお客様と一緒に進めていきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。