【導入事例】MDブースクリヤーで産廃コストが半分以下に!臭いも軽減|武蔵塗料グループ様
1958年に創業して、現在では世界9カ国・13の拠点でグローバル展開を行う塗料メーカーの武蔵塗料グループ様。
ミドリ商会からは埼玉県の入間工場に水洗式塗装ブース用凝集剤『MDブースクリヤー』を提案して、ご採用いただいております。
今回はMDブースクリヤーの導入前後でどのような変化があったのか、武蔵塗料様にインタビューさせていただきました。
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MDブースクリヤー導入のきっかけはブースから出る臭い
武蔵塗料様は色見本の塗板を作成するために、自社で水洗式の塗装ブースをお持ちです。
以前から他社の凝集剤を使用していましたが、思ったような効果が得られず、ブースの循環水から臭いが発生していました。
ミドリ商会にお問い合わせをいただき、まずはMDブースクリヤーのテストキットを送付して、ブースの循環水が凝集するかどうか実際に確認いただいたところ、良い感触を持っていただきました。
その後、凝集剤MDブースクリヤー、pH調整剤アシストCA、ろ過カゴ、土のう袋のセット一式を購入いただき、現在も継続でお買い上げいただいております。
参考:塗装ブースの循環水には凝集剤!テストキットの使い方を紹介
年2回の清掃を年1回に減らせた
MDブースクリヤーの運用を開始して、まず臭いの問題を解決できました。
循環水を入れ替える直前は特に臭いがひどかったようですが、MDブースクリヤーを導入して循環水がキレイになったことから、臭いが気にならなくなり、作業者の方の精神的な負担も軽減できたようです。
また年2回依頼していた清掃作業が年1回で済むようになったのもメリットの1つだとお聞きしました。
MDブースクリヤーの運用によって、循環水がキレイになり、塗料の汚れも付きにくくなったため、年1回の清掃で問題なく運用されています。
産業廃棄物の処理量が半分に!清掃コストも低減
武蔵塗料様では、塗装ブースの清掃時にバキュームカーで循環水を全量汲み上げて産業廃棄物として処理されています。
MDブースクリヤーの導入後は、清掃を年1回に変更できたため、産業廃棄物の処理量が約9,000Lから約4,500Lと半減したようです。
また清掃時のコストも削減できています。
これまではブースの底に溜まった固化した塗料を除去するのに大がかりな作業が必要だったため、作業者6名で作業を行っていましたが、MDブースクリヤーによって塗料カスが固化しにくくなったため、現在は2名体制での作業に変更になったようです。
なおかつ作業時間も短縮できているようで、清掃コストの削減にもつながっています。
今後は循環水の再利用も検討したい
武蔵塗料様では以前と変わらずブースの循環水の全量を産業廃棄物として処理して、清掃後に新しい水を使用されていますが、今後は循環水の再利用も検討したいとコメントをいただいております。
MDブースクリヤーは循環水をキレイにする効果があるため、清掃の際に一時的にタンクにキレイな上澄み水を汲み上げて溜めておけば、清掃後に再利用することも可能です。
当然ながら産業廃棄物として処理する量が削減できるため、武蔵塗料様にとってもメリットが大きい取り組みとなります。
今後もミドリ商会では、武蔵塗料様の塗装現場の環境改善のために、色々なことをご提案していきます。武蔵塗料様、この度は誠にありがとうございました。
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