1981年の設立以来、工業用設備の洗浄・清掃や産業廃棄物の収集運搬によって、製造業の環境悪化を防いできた株式会社 中部クリーン様は、ミドリ商会からの依頼で塗装ブースの清掃を請け負っていただいている業者様です。

今回は中部クリーン様との協業によるSDGs活動を紹介すべく、柘植社長にサプライヤーインタビューをさせていただきました。

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水洗塗装ブースの清掃で協業

ミドリ商会では水洗塗装ブースの維持管理サービスであるブースパートナーというサービスをお客様にご提案しており、中部クリーン様には④除去（清掃）と⑤廃棄の部分を請け負っていただいております。

中部クリーン様で長年培ってきた経験を活かした迅速で丁寧な清掃によって、お客様からも大変ご好評をいただいており、お客様からのお問合せも増加中です。

■水洗ブース維持サービス『ブースパートナー』の詳細はこちら

廃棄物の量を減らしたいという想いに賛同いただいた

ブースパートナーはただ塗装ブースをキレイに保つためのサービスではなく、循環水を廃棄せずに再利用することで、塗装ブースから発生する産業廃棄物を減らす活動も行っております。

産業廃棄物の収集運搬も行う中部クリーン様にとっては、産業廃棄物の量が減る＝売上金額が減ることになりますが、サステナブルな活動で製造業の健康度を上げるというミドリ商会の想いに賛同いただき、快く受け入れていただきました。

CN（カーボンニュートラル）やCO2削減などSDGs活動に取り組むキムラユニティー様の塗装ブースの清掃も中部クリーン様で継続して対応中です。

清掃費用だけを切り取ると、ミドリ商会よりも安価で対応できる企業はあるかもしれませんが、SDGsに取り組む姿勢を評価いただいており、継続してご依頼をいただいております。

参考記事：【導入事例】MDブースクリヤーでSDGsに取り組む！｜キムラユニティー株式会社様

MDブースクリヤーで作業の身体的負担を軽減

ブースパートナーでは、塗装ブースの循環水をキレイにするMDブースクリヤーという凝集剤とpH調整剤を使用しています。

プラスチックが主体である塗料を回収する塗装ブースの循環水は、何も処理せずにいると塗料成分がブースの底に溜まり、カチカチの状態となるため、清掃時の除去が大変です。

2つの薬品を定期的に投入することによって、塗料が固化せずに循環水をキレイな状態に保てます。

中部クリーン様からは清掃時間が約30%削減できたとお伺いしました。

塗装ブースの清掃は手作業で行う肉体労働です。

カチカチになった塗料を工具でたたき割って処理するよりも、スコップですくって除去する方が楽であり、作業者の方の身体的負担が軽減できたと中部クリーン様にも喜んでいただいております。

今後もお客様ファーストで製造現場を支える

産業廃棄物を少なくするサステナブルな活動は、今後多くのユーザー様が取り組むことが予想されます。

中部クリーン様のように産業廃棄物の収集運搬を行う企業にとっては、仕事が少なくなる方向になりますが、中部クリーン様では新たな取り組みをスタートさせる良いきっかけだと考えてもらっています。

産業廃棄物を減らせば、焼却量が減るためCO2を削減可能です。

ユーザー様のSDGs活動を推進させるためにも、中部クリーン様にも積極的に『ブースパートナー』をご提案いただいております。

今後も塗装現場の主治医として、中部クリーン様とともに製造現場を支えていきます。

中部クリーン様、この度は誠にありがとうございました。