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塗料ブログ

2021.04.09

耐熱塗料とは?一般塗料との違いや塗り方について解説

一般的な塗料は鉄などの素材の保護や美観の用途で使用されます。高温になる設備や部品には「耐熱塗料」がおすすめです。

耐熱塗料と一般塗料の違いや塗り方を確認していきましょう。

<目次>

①塗料の構成

②耐熱塗料と一般塗料の違い

③耐熱塗料の塗り方


 

塗料の構成

耐熱塗料を確認する前に塗料の成分をおさらいしましょう。

塗料の塗膜成分は樹脂、顔料、添加剤に分けられます。それぞれの役割は以下の通りです。

樹脂:塗料の性能を左右する骨格成分

顔料:着色、防錆、補強材の用途で用いる。

添加材:塗料性状や塗膜外観や性能向上のために用いる。これらの塗膜成分に溶剤を加えたものが塗料となります。

溶剤は塗膜成分の流動性を高め、塗装の作業性を向上させる成分です。

耐熱塗料と一般塗料の違い

耐熱塗料と一般塗料では、塗膜成分に使われる「樹脂」が違います。耐熱塗料に含まれるのは、シリコーン樹脂です。

シリコーン樹脂は熱によって分解されにくく、高温でも塗膜が劣化しにくいという特徴があります。

一般塗料の耐熱温度は約80~100℃です。耐熱塗料は100℃以上の温度になる設備や部品で使用されます。

耐熱塗料選定の目安は、「被塗物温度+100℃」です。(例:200℃になるのであれば、耐熱温度300℃の耐熱塗料を選定する。)

耐熱塗料の塗り方

耐熱塗料の塗り方は、素地調整、下塗り、上塗り、乾燥という工程となり、一般塗料とほぼ同じです。

しかし、耐熱塗料を塗る時は「素地調整」と「乾燥」に注意しなければなりません。

耐熱塗料は高温になる過酷な場所で使われることが多く、ケレンと呼ばれる素地調整が不十分の場合、

塗料の付着性が低下するため、剥離しやすくなります。

耐熱塗料の乾燥は、耐熱温度による?確認します。200℃で約1時間という「焼付乾燥」が必要です。

焼付乾燥や初期加熱の際に急加熱をしてしまうと、塗膜の反応ガスが多量に発生し、剥離の原因となります。

素地調整と乾燥に注意をすれば、耐熱塗料の塗り方は難しくありません。ミドリ商会では下塗り1回、

上塗り1回の2工程で使用できる耐熱塗料「テルパス」を販売しています。気になる方は、お気軽にお問い合わせください。

 

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