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塗料ブログ

耐熱塗料とは?一般塗料との違いや塗り方について解説

一般的な塗料は鉄などの素材の保護や美観の用途で使用されます。高温になる設備や部品には「耐熱塗料」がおすすめです。

耐熱塗料と一般塗料の違いや塗り方を確認していきましょう。


耐熱塗料とは?

耐熱塗料とは、その名のとおり「熱に耐えられる塗料」です。車やバイクのマフラーやプラント設備の煙突など高温になる部分に使用されることが多い塗料といえます。

塗料の構成

耐熱塗料を確認する前に塗料の成分をおさらいしましょう。

塗料の塗膜成分は樹脂、顔料、添加剤に分けられます。それぞれの役割は以下の通りです。

樹脂:塗料の性能を左右する骨格成分

顔料:着色、防錆、補強材の用途で用いる。

添加材:塗料性状や塗膜外観や性能向上のために用いる。これらの塗膜成分に溶剤を加えたものが塗料となります。

溶剤は塗膜成分の流動性を高め、塗装の作業性を向上させる成分です。

耐熱塗料と一般塗料の違い

耐熱塗料と一般塗料では、塗膜成分に使われる「樹脂」が違います。耐熱塗料に含まれるのは、シリコーン樹脂です。

シリコーン樹脂は熱によって分解されにくく、高温でも塗膜が劣化しにくいという特徴があります。

一般塗料の耐熱温度は約80~100℃です。耐熱塗料は100℃以上の温度になる設備や部品で使用されます。

耐熱塗料選定の目安は、「被塗物温度+100℃」です。(例:200℃になるのであれば、耐熱温度300℃の耐熱塗料を選定する。)

耐熱塗料の種類

耐熱塗料には以下の種類があります。

  • 刷毛やローラーで塗るタイプ
  • スプレーで塗布するタイプ
  • マーカータイプ

最もポピュラーなのが刷毛やローラーで塗るタイプのものです。

種類は一般塗料と変わりないので、場所や耐熱温度など条件によって使い分けるようにしましょう。

耐熱塗料の選び方のポイント

耐熱塗料を選ぶ時のポイントは以下の3つとなります。

①被塗物温度に合った耐熱温度を選ぶ
②耐候性や耐食性などの機能で選ぶ
③施工方法などの使いやすさで選ぶ

この中で一番重要なのが耐熱温度の選定です。

耐熱塗料は適正な耐熱温度で使用しなければ効果を発揮することができません。

一般的な塗料と比べて高価ですので、安全を見て被塗物温度+約100℃で選定するようにしましょう。

(例:200℃になるのであれば、耐熱温度300℃のものを選定)

 

耐熱塗料の塗り方

耐熱塗料は一般的な塗料と比べて高価です。

塗り方に気を付けなければならないポイントはあるのでしょうか?詳しく確認していきます。

工程は一般塗料とほぼ同じ

耐熱塗料の塗り方の塗り方は以下の通りです。

①素地調整(下地処理)
②下塗り
③上塗り
④乾燥

この4つの工程は一般塗料とほぼ同じと言えます。耐熱塗料を塗るから特殊な設備が必要になる訳ではないので、安心してください。

下地処理が重要なポイント

耐熱塗料を塗る上では、ケレンと呼ばれる下地処理が重要となります。

ケレンとは塗装前の素材に行なう処理のことで、素材に塗料を密着させるために下地をキレイにする工程のことです。

■関連記事
ケレンとは?1種、2種、3種、4種ケレンの違いをチェック

 

さびや死膜を落とす工程であるケレンを行なわずに耐熱塗料を塗ってしまった場合、

塗料が素材に密着せずに早期で剥離してしまう可能性があります。

せっかく塗った高価な耐熱塗料が剝離してしまうのはもったいないですよね。

ケレンは忘れずに行ないましょう。

耐熱塗料の焼付方法

耐熱塗料を乾燥させるためには、200℃で約1時間の焼付乾燥(強制乾燥)が必要です。

耐熱塗料を塗った部品をバーナーや電気ヒーター、乾燥炉などを使って強制的に乾燥させます。この時に気を付けなければならないのが急加熱です。

焼付乾燥の時に耐熱塗料を急加熱すると、塗膜の反応ガスが多量に発生してしまう恐れがあります。

ふくれや剥離の原因となるので、温度調節をしながら段階的に加熱するなど注意しながら乾燥させましょう。

プラントの煙突など大型のものに耐熱塗料を塗る時は、そもそも強制乾燥ができないことがあります。

仮に未硬化でも、初期加熱によって硬化していきますので、問題はありません。

 

おすすめの耐熱塗料を紹介

ミドリ商会では数ある耐熱塗料の中でも、

大信ペイントが製造する「テルパス」をおすすめしています。

おすすめポイントを確認していきましょう。

耐熱塗料テルパス

耐熱塗料テルパス

 

耐久性に優れる

一番の特徴は下塗り1回上塗り1回の1コートでも高い塗膜性能を発揮するということです。

比較試験では他メーカーの耐熱塗料で下塗り2回上塗り2回の2コートと同等の塗膜性能であることが確認できています。

テルパスは1コートでも十分な耐久性を発揮しますが、2コートにすることでさらに耐久性が上がることが特徴です。

作業性が良い

テルパスは1コートでも使用することができるので、塗装の作業性が良くなります

何度も塗り重ねる必要がないので、塗料の使用量が減り、作業時間も短くなるなどメリットばかりです。

塗装間隔が短縮できる、塗り重ねが簡単ということもテルパスを使うメリットだと言えるでしょう。

素材適正が高い

テルパスは鉄とステンレス、どちらにも塗装することができます。

密着性の問題からステンレスには専用の塗料を使うのが一般的です。

しかし、テルパスでは使い分ける必要がありません。

テルパスを使えば、鉄とステンレスが溶接されたような部品でも塗装可能です。

マスキングや使用する塗料を変更する手間を省くことができます。

 

まとめ|耐熱塗料のことはミドリ商会にお任せください

耐熱塗料は各メーカーから色々なものが販売されています。

できれば簡単に使えるものが嬉しいですよね。

大信ペイントのテルパスであれば、下塗り1回上塗り1回の1コートで塗ることができます

下地処理と焼付に注意をすれば、耐熱塗料を塗ることは難しくありません

塗料を選ぶポイントや塗り方にお困りの方は、下記よりミドリ商会までご連絡ください。

最適なソリューションをご提案します。


 

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