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塗料ブログ

2020.09.18

溶剤型塗料が無くならないワケ

塗料は下記に大別できます。

  1. 溶剤塗料・・・自然に乾燥するタイプ、乾燥炉での焼付乾燥が必要なタイプ、いずれも有機溶剤を含んでいるため、溶剤塗料と呼びます。
  2. 水性塗料・・・水道水で希釈できる塗料です。
  3. 粉体塗料・・・粉状の塗料を特殊なガンで吹き付け、乾燥炉で焼付乾燥が必要です。




この中で一番、人体や環境に悪影響を及ぼすのは、溶剤塗料です。
数年前に各塗料メーカーが鉛を含む塗料の製造を中止したり、環境配慮型塗料が開発されていますが、それでもまだ、発がん性の高い有機溶剤を含む塗料が製造されています。


Q. 人体や環境に悪影響を及ぼすなら、塗料メーカーが溶剤塗料を製造しなければ良いのでは?
A. そうです。製造しなければ、良いんです。

 

Q. ではなぜ、塗料メーカーは溶剤塗料を製造するのでしょうか?
A. なぜならば、需要がたくさんあるからです。

 

Q. どのような企業様からの需要が多いのか。
A. 生産スピードを必要とされる、製造メーカー様などです。


ある一定以上の生産スピードが必要とされる製造メーカー様では、

塗料の「乾燥スピード」が非常に重視されています。

乾燥スピードが重視されている現場で、乾燥スピードが遅い塗料は採用されません。
乾燥スピードが速い塗料とはどんな塗料なのか。
溶剤塗料です。
人体や環境に悪影響を及ぼす、溶剤塗料です。
その中でも、発がん性の高い有害な溶剤を含む、塗料です。
発がん性の高い有害な溶剤は、安価でかつ乾燥スピードが速い。
生産スピードが必要とされる製造メーカー様が、安価で乾燥スピードの速い塗料を選んでしまう理由も、残念ですが、納得できてしまいます。
しかし私は、環境配慮型塗料(水性塗料を含む)の啓蒙活動を続けていきたいと考えています。


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環境配慮型塗料のモニターを募集しています。

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