ミドリ商会「100年企業計画」発表会を開催しました
ミドリ商会は2025年に創業75周年を迎えました。
今年以降を第二創業期と考え、2050年に100年企業を目指すべく「サステナビリティ方針」を策定しました。
去る2024年12月6日に日頃からミドリ商会の活動にご賛同いただいている8社の企業様にお集まりいただき『100年企業計画』の発表会を開催しました。
今回の記事では当日の内容を簡単にご紹介いたします。
■ご参加企業様
- 尾北環境分析株式会社(分析会社)
- カナヱ塗料株式会社(塗料メーカー)
- 大信ペイント株式会社(塗料メーカー)
- 株式会社ネクストリー(凝集剤メーカー)
- 日本ワグナー・スプレーテック株式会社(塗装機メーカー)
- アンデックス株式会社(塗装ブースメーカー)
- 合同会社エネスフィア(サステナビリティ経営支援)
- 株式会社but art(Webマーケティング支援)
25年後の未来を一緒に考えました
当日は参加者の皆さまと一緒に、25年後である2050年がどのようになっているかを考えてみました。
- 車の自動運転
- 核融合発電
- 3Dプリンター住宅
- 進化したウェアラブルデバイス
- メタバースでの生活
スマートフォンやAIが25年前には想像できなかったように、25年後の未来は上記のSF小説のような未来が訪れるかもしれません。
参加者の皆さまには25年後の自分になりきって自己紹介をしてもらうなど、未来を創造しながら色々と意見交換をさせていただきました。
2050年ビジョン『工場の健康度を上げる』を目指して
創業75周年を迎えるにあたり、今後ミドリ商会をどのような会社にしていきたいかを考えて、導き出した2050年ビジョンが『工場の健康度を上げる』です。
ミドリ商会はこれまで塗料販売店として、製造業の現場に塗料を販売することで成長してきました。
塗料には有機溶剤が含まれており、作業環境や従業員の健康とは切っても切れない関係です。
自分たちが納めた塗料が原因で健康被害が起きる事例もあり、「売上を伸ばすだけではなく、これまでのやり方を一新したい」と考えるようになりました。
そこで行きついたのが『工場の健康度を上げる』というビジョンです。
有機溶剤などの化学物質の危険性や有害性は、多くの現場で認知されていないという事実があります。
リアルとWebの2本柱でお客様に真の情報をお届けして、『工場の健康度を上げる』提案を行っていくことが今後のミドリ商会の使命です。
ミドリ商会は「塗装場の主治医」になります
現在、塗装業を行っている企業の10%程度はサステナビリティに取り組んでいるイメージです。
逆に残りの90%は改善中もしくは何も行っていない状態で、中には法令遵守ができていない企業もあるでしょう。
ミドリ商会は「塗装場の主治医」となり、2050年までに90%の企業がサステナビリティに取り組んでいる世界を目指します。
■ミドリ商会のサステナビリティ方針
- 負の影響の最小化:現場の健康被害を食い止める、CO2やVOCの削減
- マテリアリティの推進:健康増進、リスクアセスメント事業の強化など
- 正の影響の強化:Webメディアを通じての情報発信の強化
上記3点を掲げて、ご賛同いただけるサプライヤー様と共に「工場の健康度を上げる」取り組みに邁進してまいります。
ものづくりへ真の喜びを届けるパイオニアであり続けます
25年後の2050年にミドリ商会がどのような会社になっているかを考えたところ、2つの答えが出ました。
1つ目は今と変わらず製造業(工場)を支える存在であるということです。
今後も塗装の現場を中心に製造業のお客様と密接に関わってまいります。
もう1つはどんどん新しいことに挑戦する「パイオニア」であり続けるということです。
現在も他社では行っていない化学物質の危険性やリスクアセスメントの重要性などの情報発信を行っています。Webとリアルの両面から、今後も常に挑戦することを忘れずに活動してまいります。
最後にミドリ商会の「100年企業計画」発表会にご参加いただいた企業様、誠にありがとうございました。
今後も共に歩んでいきましょう。
